急きょ開催となった「漢気トーナメント(賞金100万円)」準決勝の2試合が終了。メインイベントの決勝戦には岩郷泰成(EX ARES)とパヌワット・TGT(タイ/TARGET)が進出した。

岩郷は勝次(TEAM TEPPEN)に3-0の判定勝利。一方、パヌワットの決勝進出は劇的だった。高橋亮(TRIANGLE)と対戦し、1Rの最後にパンチを集め、強烈な左フックが高橋をダウンさせると同時にゴングがなった。RISEのルールではゴングが鳴った後もカウントはされるため、フラフラとなった高橋を見てレフェリーが試合をストップ。記録では1R3分8秒、TKOでパヌワットの勝利となった。

今大会ではもともとメインイベントでRISEウエルター級(-67・5キロ)王座戦が行われる予定だったが、王者・中野椋太(誠至会)に挑戦する同級2位の稲井良弥(TARGET)が左裂孔原性網膜剥離と診断され、試合が延期となった。それにともない、緊急で「漢気トーナメント」開催が決まった。