愛と憎しみの旅路の果てに、清宮海斗(27)と拳王(39)が再び同じ方向を向いて歩き出した。

清宮はメインイベントでイホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.(32)のGHCヘビー級王座に挑戦。互いが大技を仕掛け、それをカウント3寸前で返し合う緊迫した展開が続いたが、最後に必殺のシャイニング・ウィザードがさく裂。まずワグナーの背後から、そして前方からと2連続でたたき込み、24分45秒、3カウントを奪って勝利した。試合後には笑顔で、必殺技の元祖、武藤敬司さんからベルトを巻かれた。

昨年3月にジェイク・リーに敗れて陥落して以来となる3度目の王座戴冠を果たした清宮が、バックステージで「これから清宮海斗とプロレスリング・ノア、変わっていきます」と宣言していると、最近“面倒くさい男”として敬遠していた拳王が登場した。

清宮は最近の態度を改め「拳王、ノアを変えていくにはあなたの力が必要です。俺に力を貸してください」と手を差し出した。すると拳王も「もちろんだ清宮、やるぞ!」とその手を握り返し、かつての「海王コンビ」が復活した。

拳王は「俺はお前のその考えに乗る。そして俺とお前でノアを変えていくぞ! お前が言った『プロレス界のトップ』に俺たちで連れていこうぜ!」と2人で気勢を上げた。

これまで、拳王の清宮への強すぎる愛に、清宮が反発。冷たい態度を取られた拳王が「海斗さ~ん」とストーカー化するというメロドラマが繰り広げられていたが、ここに来て本来の最強コンビが復活した。