「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)31」が開幕し、負傷欠場YOHの代わりにエントリーしたKUSHIDA(40)が、4度の優勝を誇る高橋ヒロム(34)に勝利する波乱の幕開けとなった。
マサヒロ・タナカ(野球のワインドアップのように振りかぶってから放つグーパンチ。KUSHIDAが田中将大に似ているので命名)などをさく裂させてリズムを握ったKUSHIDAは、ヒロムの左腕を徹底的に攻撃。アームロックで締め上げ、最後は12分24秒、ホバーボードロック(ヘッドシザーズの要領で飛びつき、旋回中に相手の左腕を捕らえ、巻き込みながらダブル・リストロックに移行する関節技)でギブアップを奪った。
KUSHIDAは試合後「高橋ヒロム、彼の存在というのはなかなか一言で言い表せない。レスラーの才能としては1つも僕が勝っているところはないと思うし。今日勝ったのも正直、勝因がわからない。ひとつ彼を見ているといつも思うことは自由にのびのびと好き放題。あのポジションにいながらやれているのはすごいなと思います」とヒロムをリスペクト。
その上で「だから自分ももうKUSHIDAがずっとKUSHIDAでいるように、ずっと旅を続けているわけですけど。この2024年にまた再びこうやって顔を合わせて試合できるっていうのは、世界でサバイバルしてきてよかったなと心から思います。ただの公式戦1勝じゃないでしょう。ただの(勝ち点)2点じゃないでしょう。高橋ヒロムから開幕戦勝利を奪ったんだ。IWGPジュニアチャンピオンと同等の価値とは言わないまでも大きなスタートになりました」とよろこんだ。

