プロボクシング3階級制覇王者でWBC世界バンタム級王者の中谷潤人(26=M・T)が「うなぎパワー」で“ビッグマッチ”へ弾みをつける。
WBC1位ビンセント・アストロラビオ(27=フィリピン)との初防衛戦(20日、東京・両国国技館)の前日計量が19日、東京ドームホテルで行われた。
リミット(53・5キロ)を300グラム下回る53・2キロで1発クリアした中谷は「体調は前回よりいい。体重もスムーズに落ちた。待ってる時間も力がみなぎっていた」と、計量後は柔らかい笑顔で取材に応じた。
試合前の勝負飯は「うなぎ」と「オムライス」。「うなぎは今夜食べて、明日はオムライスを食べます。ウナギは持ち帰ってホテルで食べます」(中谷)。同じ興行でWBO世界フライ級王座決定戦に出場する、米国で一緒に練習してきた同級3位アンソニー・オラスクアガ(25=米国)と一緒にリラックスしながら食事をする。
前日18日の会見ではWBA同級王者の井上拓真(28=大橋)との統一戦を希望した。その“前哨戦”になる可能性もある初防衛戦は、結果とともに内容にこだわる。
「ようやく頑張ってきたことが発揮できる楽しみがある。自分しか味わえない。思い切り楽しみたい。相手も気持ちが入っていた。いい試合になると思うので、自分のボクシングをしっかりして、ビッグファイトを期待してもらえるような試合をしたい。倒しにいきたい」と、誰よりも自分に期待していた。【首藤正徳】

