ボクシングIBF世界フェザー級3位の亀田和毅(33=TMK)が17日、大阪市内で公開しない「公開練習」を行った。

同級2位レラト・ドラミニ(30=南アフリカ)と24日に大阪・吹田市の大和アリーナで同級指名挑戦者決定戦12回戦に臨む。通常は練習を公開して試合に向けてアピールする段階で、謎のシャットアウトの「公開練習」となった。

和毅とドラミニは昨年10月に対戦し、和毅が判定1-2で敗れた。今年3月に再戦が決まっていた。しかし、IBFの指令で挑戦者決定戦を優先したドラミニ側がドタキャン。その後も立場は変わることなく今回の再戦が組まれ、勝った方が1位に位置づけられ、同級王者アンジェロ・レオ(米国)への挑戦権を得る。

和毅は「試合まで残り1週間ですが、ここまですごくいい練習ができました。コンディションは最高だと思います」と話し、「今回の試合に向けてのスパーリングは合計120ラウンドぐらい。いろんな国からスパーリングパートナーに来てもらいました。アフリカからも、アメリカからも来てもらったので、本当に良いスパーリングができたと思う。身体の調子も良くて、しっかりと追い込むことができました」と自信を示した。

さらに「今回の試合は自分にとっての世界に向けてのテストマッチとなると考えています。いい内容で勝つことができれば次につながるので」と語った。

IBF世界フェザー級王座は当時の王者、アルベルト・ロペス(メキシコ)から挑戦者のレオ・ロドリゲス(米国)に失神KO負けという衝撃の結果で移った。「試合は見ました。両選手とも知っている選手ですが、レオ選手も強い選手なので、世間に言われているような番狂わせではないですね。レオともスパーリングも何回かしているし、評価の高かったロペスに勝ったので、レオの評価も上がるでしょう。自分が次の試合に勝てば、もちろんターゲットの1人になるのは間違いないです」と3階級制覇へ意欲を示した。