プロボクシング元IBF世界スーパーフェザー級王者尾川堅一(36=帝拳)が約13カ月ぶりにリング復帰する。
10月5日、東京・後楽園ホールで開催される第24回WHO’NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXTのセミファイナルに登場。アラン・アルベルカ(27=フィリピン)との同級8回戦に臨む。昨年9月、マービン・エスクエルド(フィリピン)に判定勝ちして以来の試合となる。尾川は「前回は(エスクエルド)仕留め切れなかったので、KOしないといけない。ただ勝つだけでは何も変わらない」と言葉に力を込めた。
この1年間、22年8月に手術した右肩の完全回復、プロ生活でのダメージや疲労をすべてメンテナンスしてきた自負はある。尾川は「今回は自分からやりたいと言って試合を組んでもらいました。この1年間、気持ちを保つことも大変だったが、もう吹っ切れている。基本的には攻めのボクシングをもう1度、思い出さないといけないと思っている」と自らに言い聞かせるようにうなずいた。
現在、同級での世界ランキングはWBO7位、WBC12位に入っている。来年2月には37歳を迎える尾川は「プロ15年目。ここまでやるからには最年長世界王座奪取記録を狙おうと思っている。その記録はモチベーションになっている。もう1回、最後は世界を取りたい」と強い決意。長谷川穗積の持つ35歳9カ月という国内最年長の世界王座奪取記録の更新を目指し、まずは13カ月ぶりリングに集中している。

