第7代K-1ワールドGPスーパーライト級王座決定トーナメントは、K-1初参戦のムエタイの強豪ヨードクンポン・ウィラサクレック(29=タイ)が優勝した。

1回戦で前評判の高かったカン・ピナール(オランダ)、準決勝でイオヌット・ポパ(ルーマニア)に、ともに強烈な左フックで1回KO勝ち。余力を十分に残して決勝に勝ち上がった。

Krushスーパーライト級王者の稲垣柊(24=K-1ジム大宮チームレオン)との決勝戦は優勝を意識して「1、2回はかたくなった」が、最終3回に「動きもよくなった」という。結果はジャッジ2人が1ポイント差の2-0の小差判定勝ち。「まるで夢の中にいる気分。すごく誇りに思う」と、感極まった笑顔を見せた。

ムエタイのルンピニー、ラジャダムナンの2大スタジアムで活躍後、14年からGLORYを主戦場にして70キロ級トーナメントで優勝した実績を持つ強豪が、K-1でも頂点に立った。

一方、稲垣は1回戦で26勝中15KO(8敗3分け)と高いKO率を誇るスター候補のレニー・ブラジ(20=イタリア)に右ひざ蹴りを決めてKO勝ち。準決勝は南米最高峰のWGP Kickboxingスーパーライト級王者で33勝中23KO(5敗)の強打者トーマス・アギーレ(25=アルゼンチン)に3-0の判定勝利を収めたが、決勝は一歩及ばず惜敗。

「スタミナの練習はやってきたので問題なかったけど、決勝の相手はうまかった。最後の3ラウンド目にアグレッシブに行ったのがあだになった。相手は見せ方も上手だった。悔しい。負けてよかったと思える日を必ずつくります」と再起を誓った。【首藤正徳】

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