プロボクシング元WBO世界ミニマム級王者谷口将隆(30=ワタナベ)が「世界前哨戦」に向けてパワーアップした。15日、大阪・住吉スポーツセンターで東洋太平洋ライトフライ級王者タノンサック・シムシー(24=タイ)に挑戦する。10日には東京・五反田の所属ジムで練習を公開し、担当の小口忠寛トレーナー(55)と力強いミット打ちなどを披露した。

谷口は「終わった時は僕の手が挙がっている。今回のテーマは勝利。タノンサック選手に勝てば世界挑戦するべきだとなる。タノンサック選手に勝てればいい」と気合十分だ。

IBF世界同級ランキングではタノンサックが4位、谷口が7位に入っていたこともあり、同カードはIBF2位決定戦に設定された。勝てば世界2位となり、2階級制覇へのチャンスは広がる。

谷口は「いつチャンスが来てもいいようにと準備していた。そこで強い相手になって、そうなるだろうと思っていた」と心身の準備を整えている。

ライトフライ級転向後3連勝中。今年から指導を受ける小口忠寛トレーナー(55)とのタッグでパワフルかつ破壊力のあるパンチも身につけてきた。

谷口は「(前担当トレーナーの)伯耆(淳)さんにはうまさを教えてもらい、今は小口さんから強さを教わっている。タノンサック選手の嫌がる展開をつくりたい」と勝利への試合展開もイメージしていた。