ステージ4の食道がん(扁平上皮がん)で闘病していたプロレスラーで文京区議会議員の西村修さんが28日午前に都内の病院で死去した。53歳だった。
かつての師匠で、一時は関係を絶ったこともある藤波辰爾(71)が西村さんへの思いを語った。
「体が悪いというのは僕もずっと知っていたけど、いざこうやって現実に亡くなったと聞くと非常に寂しいです。ここのところレスラーの後輩がね、もちろん(グラン)浜田も後輩だし、非常に残念というか寂しいですよね」という藤波は、西村さんが無我を去った時のことを振り返り「それは過去のことでね。後々、いろんなところから伝え聞いたんですが、僕に対してやっちゃいけないことをやってしまったと反省していたと。僕もその時、同じ感情を出してもしょうがないので彼と言葉をかわすことを絶ったんですが、ここ何年かな、人づてに『謝罪をしたい』みたいなことを聞いていて。でも僕はそういうことはもう抜きにして、同じ釜の飯を食った仲として根に持ってもいないし」と率直な気持ちを口にした。 そして「先日のジャイアント馬場さんの(没25年)大会で、彼が出られない試合に僕が代わりに出たっていのが僕の気持ちなんでね。根に持っていたら代役で出るなんてないと思いますし、そこに代役で出たっていうのが僕の気持ちです」と話した。
藤波はたもとを分かってから会えずに亡くなってしまった西村さんに向け「彼も十何年か前に僕の元を去って、それから会わずじまいで終わりましたけど、彼も退院をして僕の目の前でと、人づてに希望したらしいんだけどね。それがかなわなかったというのは残念ですね。本当に今は、一緒に飯食った仲として、よく頑張ったというか、お悔やみ申し上げますという気持ちです。葬儀? それは一つのけじめというか、付き合いがあった仲として顔を出してあげたいなというのはありますね」と弔意を表していた。

