プロボクシングWBO世界フライ級14位の京口紘人(31=ワタナベ)が、日本史上7人目の3階級制覇へ自分に期待した。同級王者アンソニー・オラスクアガ(26=米国/帝拳)への挑戦(13日、東京・両国国技館)を控えた11日、都内で公式会見に臨み「ボクシング人生ですごく大きなチャレンジ。自分に期待したい」と抱負を口にした。
2度目の防衛戦となるオラスクアガは今回が10戦目。対する京口は10度目の世界戦で実績とキャリアでははるかに上回るが、8勝中6KO(1敗)のオラスクアガは、若さ、勢い、強打を併せもつ強敵。「若くして、短いキャリアで世界チャンピオンになった。すごく強い」と京口も王者の実力を高く評価している。
その難敵攻略のため、1~2月にかけて2週間、標高1500メートル超のメキシコ・グアダラハラで合宿。現地で約60ラウンドのスパーリングを消化した。「酸素の薄いすごくハードな環境でボクシングだけの生活をできたのは、精神面でも進化できた」と話していた。
17年7月にIBF世界ミニマム級王座を奪取した世界初挑戦が、過去9度の世界戦で一番印象深いという。「子どもの頃からの夢を実現させたから」(京口)。今回はそれを超える大きなチャレンジになる。「(世界初挑戦の頃は)3階級制覇はまったく考えていなかった。自分がこういう位置まできて、チャレンジするということに自分自身がすごく驚いている。人生面白いですね」。偉業挑戦をリングの上で存分に楽しむつもりだ。【首藤正徳】

