格闘技イベント「ONE172:武尊VSロッタン」(3月23日、さいたまスーパーアリーナ)で王座戴冠を狙う野杁正明(31=team VASILEUS)、KANA(32=Team Aftermath)、若松佑弥(30=TRIBE TOKYO MMA)の3人が11日、都内のVASILEUS GYMで練習を公開した。

元K-1女王のKANAはONE172で、ONEアトム級キックボクシング世界王者ペッディージャー・ルッカオポーロントン(23=タイ)に挑戦する。キックボクシングとムエタイで計200戦以上の戦績があり、わずかに6敗しかしていないペッディージャーは、ONEでは6戦6勝4KO。KANAがONEデビュー戦で敗れたアニッサ・メクセンにも23年12月に判定勝利している。

ペッディージャーはONEのインタビューの中でKANAの弱点について「私が思うKANAの弱点は、スイッチしてスタンスを変化させる一瞬の隙。そのタイミングの隙を狙うかもしれない」「もう一つ、彼女に5ラウンドを戦いエネルギーが残っているかどうか。昨年、彼女の試合を観た時、2ラウンド目の終わりにスタミナ切れになったように見えたので」と指摘している。

これについてKANAは「めちゃくちゃ頭も良くて、ファイトIQも高くて。本当にペッディージャーが言ってるところが自分の弱点なんで」と認めた上で「今はそこを狙ってきてもらえばいいかなと、ドンと考えてますね」と話し、練習によって弱点が克服されていることを強調。

さらに「ペッディージャー選手も穴がない選手なんで。でも自分が勝つ方法が1つだけあるんで。それにしっかり集中していきたいなと思ってます」と秘策があることを示唆した。

KANAは「もし王者になったら、その後の見通しは?」という質問に「タイトルを取ったら、逆指名でアニッサにチャンピオンとしてベルトをかけてリベンジしたいというのが1つ。あとはオープンフィンガーのムエタイに挑戦したいと思います」と話し、ONEでも熱狂的な人気を誇るOFG(オープン・フィンガー・グローブ)ムエタイへの挑戦も口にした。