打撃格闘技のKNOCK OUTは4日、都内で「KNOCK OUT68~KNOCKIN’ on the WORLD~」(9月5日、神奈川・横浜武道館)に向けた記者会見を開催。RISE世界スーパーライト級(-65キロ)王者チャド・コリンズ(31=オーストラリア)の電撃参戦が決定した。
わずか24時間の日本滞在で、この会見のために来日したというチャドは、ひじありルールのKNOCK OUT-REDライト級(-62.5キロ、通常グローブ使用)3分3回でゴンナパー・ウィラサクレック(33=タイ/第3代KNOCK OUT-REDライト級王者、第4代K-1ワールドGPライト級王者)と戦う。
チャドは会見で「このような機会をありがとうございます。すごく楽しみにしています。この日本に戻って、僕のムエタイのスキルを見せられることをすごく楽しみにしています」とあいさつ。
そしてゴンナパーに向け「僕との試合を受けてくれてありがとう。ハードに練習しているということで、きっと2人で良い試合ができると思うので楽しみです」と話した。
ゴンナパーとの試合はライト級で、RISEでのスーパーライト級より1階級下だが、チャドは「62.5キロの方がより自分にとって自然な体重。65キロだと、欧州の選手たちは自分にとっては大きすぎる」と説明した。
もともとムエタイファイターのチャドは、ここ数年キックボクシングルールの試合に比重を置かなければならなかったため、思い入れのあるWBCムエタイ世界スーパーライト級王座などの返上を余儀なくされたという。そんなこともあり、今後はKNOCK OUT-REDルールを中心に戦い、WBCムエタイ世界王座への返り咲きも視野に入れていくもようだ。
とはいえ、BLACKルール(ひじなし)、UNLIMITEDルール(グラウンドでの打撃ありルール)での試合の可能性も否定せず。チャドは、KNOCK OUTで戦いたい選手としてBLACKルールのスーパーライト級王者鈴木千裕(KNOCK OUTクロスポイント吉祥寺)を挙げ、「彼は名前があるので、自分が日本でさらにキャリアを進めていくためにはすごい良い相手だと思う」と話した。
KNOCK OUT山口代表によると、チャドを契約でガチガチに縛るつもりはなく、今後は本人が希望する試合をなるべく実現させていきたい意向だという。
チャドは4月のRWSでダム・パルンチャイ(タイ)に判定惜敗して逃したラジャダムナンスタジアム認定スーパーライト級王座に対しても強いこだわりを口にし、「本当ならあのベルトは今、僕のもとにあるべきだと思っている」とニヤリと笑っていた。

