第4試合の137ポンド(約62・1キロ)契約ムエタイで、シュートボクシング(SB)を主戦場とする手塚翔太(23=GONG-GYM坂戸/SB日本スーパーフェザー級1位)が1回2分40秒、右ボディストレートでアリズワン・ノルシャーニー(23=マレーシア)からKO勝利を飾った。直前の三日月蹴りで相手の動きを止め、ボディへ強烈な右をたたきこんだ。
ONE FFデビュー戦で白星を挙げた手塚はこれで9連勝。試合後のインタビューでは「普段通りにボディショットを狙って。自分の中でこういうONEという大きな舞台でインパクトを残して勝つためにはボディショットだったり、完璧なKOをするために、しっかりアップの時からイメージしてやってきました。その結果が出ました。うれしいです」と喜んだ。
手塚は最後に負けた21年12月の笠原友希戦から、判定勝ちした再起戦(23年6月)の土井涼雅戦まで約1年半、リングを離れた時期がある。この日のインタビューでは「僕は20歳で1回挫折してしまったんですけど、そこから気持ちを入れ替えてこの9連勝、ONEでこういう勝ち方ができるのはコツコツ続けてきたからだと思ってます。だからみんなも諦めずにコツコツやって、こうやって僕みたいに泥水すすってやっていけるんで、頑張ってください、頑張りましょう!」とファンにメッセージを送った。
そしてインタビューの最後に35万バーツ(約150万円)のボーナスを手にしたことを告げられた手塚は、歓喜のガッツポーズ。「ありがとうございます! めちゃくちゃうれしいです。自己投資に使います。大事に使いたいと思います」と最高の笑顔を見せていた。

