セミファイナルで行われたVPW(ベトナムプロレスリング)認定女子王座戦で、王者上福ゆき(32)が挑戦者ビバ・バン(31)に敗れて4度目の防衛に失敗した。

5分過ぎ、トップ・コーナーのビバに上福が下から蹴り。そのまま雪崩式ブレーンバスターでたたきつけ、さらに走りこんで逆フェイマサー(飛びつき式ギロチン・ドロップ)を決めた。しかし、これはカウント2で返された。

その場でのフェイマサー(変形ギロチン・エース・クラッシャー)はビバが抵抗。上福はニールキックを浴びた。ビバがあらためてトップコーナーからミサイルキックを放ち、追い打ちを狙って近づくと、上福が下からヘッドシザース・ホイップ。直後のフェイマサーはビバがキャッチし、そのままジャパニーズオーシャン・サイクロン・スープレックス・ホールド(クロスアーム式肩車式バックドロップホールド)でたたきつけて3カウントを奪った。

上福は試合後「もちろん悔しいなというのはあるにはあるんですけど、(ベルトの)いった先がビバ・バンというのでスッキリしているし、ベトナムがもうちょっと盛り上がってほしいなと日本から応援しています。頑張ってください、ベトナム。さようなら」とビバにエールを送った。

上福の手元にはまだSPW(シンガポールプロレスリング)のQueen of Asia王座のベルトが残されている。上福は「私は0を1にしたいタイプの人間でして。ひねくれものなんですよ、私。開拓していく楽しさを知って、気づいたら今日ゲスト(選手)として知っている女がいっぱい来て。東京女子もアジアの子たちばっか呼んで、アジアを盛り上げているんだなと、自分がそんなきっかけになれたのならいいなと思いますけど。私は自分の中で一番アジアで美しいと心にあの…、念仏? ちょっと頭打っちゃったので帰ります。ごめんなさい」と去っていった。

<春日部大会全成績>

▼第1試合 タッグマッチ20分一本勝負

○長谷川美子&七瀬千花 (10分23秒、マフラーホールド) 渡辺未詩&×高見汐珠

▼第2試合 6人タッグ20分一本勝負

○荒井優希&宮本もか&鈴木志乃 (8分37秒、サソリ固め) 上原わかな&キラ・サマー&×アイビー・スティール

▼第3試合 タッグマッチ20分一本勝負

○愛野ユキ&風城ハル (11分12秒、ヴィーナスDDT→片エビ固め) 辰巳リカ&×凍雅

▼第4試合 6人タッグ20分一本勝負

マッチャ&アレクシス・リー&○ノア・フェニックス・ダイアナ (11分41秒、DN→片エビ固め) 瑞希&×原宿ぽむ&遠藤有栖

▼第5試合 6人タッグ20分一本勝負

中島翔子&○ハイパーミサヲ&らく (11分39秒、ハイパミ・リターンズ→片エビ固め) まなせゆうな&桐生真弥&×猫はるな

▼セミファイナル(第6試合)VPW認定女子王座戦30分一本勝負

○挑戦者ビバ・バン (7分15秒、ジャパニーズ・オーシャン・サイクロン・スープレックス・ホールド) ×王者上福ゆき

※上福が4度目の防衛に失敗、ビバ・バンが第2代王者となる

▼メインイベント(第7試合)インターナショナル・プリンセス王座戦30分一本勝負

○王者鈴芽 (15分16秒、リング・ア・ベル→片エビ固め) ×挑戦者HIMAWARI

※第13代王者が4度目の防衛に成功