【ラスベガス(米ネバダ州)3日(日本時間4日)=藤中栄二】プロボクシング4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(32=大橋)が3度目のベガス決戦へ、計量クリアした。4日(同5日)、当地のT-モバイルアリーナでWBA世界同級1位ラモン・カルデナス(29=米国)との防衛戦を控え、MGMグランドで公開計量に登場。121・8ポンド(約55・24キロ)でパスしたカルデナスに対し、井上は121・9ポンド(55・29キロ)でクリアした。
MGMグランド内に設置された公開計量会場にはファンが殺到。入場は限定200人のため、入場できないファンが会場外に長蛇の列をつくるほどの人気ぶりだった。所属ジムの大橋秀行会長(60)は「外がすごいことになっていて。入場できないファンで長蛇の列になってしまっていた」と井上人気に驚いていた。
井上にとってWBAスーパー、IBF世界バンタム級王者時代の20年10月のジェーソン・モロニー(オーストラリア)戦、21年6月のマイケル・ダスマリナス(フィリピン)戦に続き、約3年11カ月ぶり3度目のラスベガスでの試合となる。過去2度はコロナ禍でおあり、試合は無観客や入場制限があった時期。今回はラスベガスで調整しているジムにサインを求めるファンが集まって長蛇の列をつくり、1日(同2日)にMGMグランドで行われたグランドアライバルといわれる到着イベントにも約300人のファンが集結するなど、ラスベガスでも注目の高さを証明していた。

