プロボクシングWBOアジア・パシフィック・スーパーバンタム級王者村田昴(28=帝拳)が元世界王者を初迎撃する。20日、東京・後楽園ホールで元IBF世界同級王者小国以載(36=角海老宝石)との2度目防衛戦に臨む。19日には東京・文京区の日本ボクシングコミッションで前日計量に臨み、リミット(55・3)キロでクリア。1回目の計量ではわずか10グラムのオーバーというハプニング。すぐに再計量でリミットに到達し「家の電子体重計ではリミットやったんですけど。コンディションはばっちりです」と苦笑した。

カード発表会見当時はノンタイトル戦として組まれていたが、小国のランキング入りで防衛戦に変更された。アジア王座を懸けた対決となったが、村田は「小国選手と戦えることがモチベーションだった。タイトル戦になったことは気にしていないし、やるべきことは変わらないですね」と元世界王者と拳を交えることに大きな意義を感じている。37歳のベテランらしく経験豊富なキャリアを武器にペースをつかむ小国を警戒し「のみ込まれないようにやりたい。これからアジアを超え、世界に行くためには内容も求めらえると思う。しっかりした内容で勝ちたい」と口にした。

現在、プロデビューから9連続KO勝利とパーフェクトレコードを継続。小国に勝てば2ケタとなる10連続KOとなる。村田は「それも結構、自分の中で最近、意識している。チャンスがあれば、狙っていきたい。無理に大振りせず、力まず狙っていきたい」と決意を新たにした。

対する小国は100グラム少ない55・2キロで計量クリアし「仕上がりはいつも通りかな。タイトル戦になってありがたい。勝ったらベルト奪取なので」とリラックスした表情。計量日が37歳の誕生日だったこともあり、計量後には所属ジムの鈴木真吾前会長からバースデーケーキの差し入れ。小国は「ありがとうございます!」と喜んでいた。