初代タイガーマスク佐山聡率いるストロングスタイルプロレス(SSPW)は「新間寿さん追悼大会」のメインイベントでレジェンド王座戦を開催。王者船木誠勝(56)が14分11秒、三角絞め式腕固めで挑戦者新崎人生(58)からタップを奪って初防衛を果たした。

船木のセコンドにはパンクラス時代の同僚、“人食い”高橋義生と“親分”山田学がつき、人生のセコンドには今大会に参戦したザ・グレート・サスケ&ディック東郷。93年に旗揚げ戦を行ったパンクラスとみちのくプロレスが現代の2025年に激突するという構図となった。

試合は船木がキックや関節技を中心にUWF系の戦いを披露し、一方、人生はトレードマークの拝み渡りに3度トライ。2度は船木に阻止されたが、3度目は成功させた。

だが船木によると、それも作戦だったという。「最後、わざと(人生にロープに)登らせました。降りてくるところを狙ってました」。船木はロープから飛び降りてきた人生を脇固めで捕獲。最後は腕ひしぎ逆十字→三角絞めと移行し、その状態から腕固めを極めてギブアップを奪った。

試合後のマイクで天国の新間さんへ向け「新間さん、自分は死ぬまでストロングスタイルです。これからもよろしくお願いします」と呼びかけた船木はバックステージでも感謝の言葉を口にした。「新間さんがいなかったら、あの(アントニオ)猪木さんの形になってなかったと思う。自分はそこにあこがれて。本当にその時はきつくて辛かったですけど、自分はそこに入って間違いなく良かった」と新日本プロレス時代を振り返っていた。