元年俸120円Jリーガーで20年末から格闘家に転向した安彦考真(47=Yogibo DATSURIKI GYM/Y.S.C.C横浜キックボクシング)はウエルター級(-67・5キロ契約3分3R)でチャッピー吉沼(32=TANG TANG FIGHT CLUB)と対戦し、3回TKO負けを喫した。

選手双方が希望し、特別ルールとしてオープンフィンガーグローブで行われた一戦。安彦は2回序盤にバックブローからダウンを奪ったが、終盤にかけては相手に盛り返され、ラッシュからダウンを返された。迎えた3回は互いに打ち合う展開となり、2度目のダウン。カウントから立ち上がることができず、レフェリーストップで試合終了となった。

安彦にとっては昨年10月以来の公式戦で、同6月以来1年ぶりの勝利を目指した一戦だったが、白星で飾ることはできなかった。

◆安彦考真(あびこ・たかまさ)1978年(昭53)2月1日、神奈川県生まれ。高校3年時に単身ブラジルへ渡り、19歳で地元クラブとプロ契約を結んだが開幕直前のけがもあり、帰国。03年に引退するも17年夏に39歳で再びプロ入りを志し、18年3月に練習生を経てJ2水戸と40歳でプロ契約。出場機会を得られず19年にJ3YS横浜に移籍。同年開幕戦の鳥取戦に41歳1カ月9日で途中出場し、ジーコの持つJリーグ最年長初出場記録(40歳2カ月13日)を更新。20年限りで現役を引退し、格闘家転向を表明。22年2月16日にRISEでプロデビュー。プロ通算3勝1分け3敗。175センチ