第4試合のスペシャルシングルマッチ20分一本勝負で荒井優希(27)が、デビュー戦(荒井&渡辺未詩VS伊藤麻希&遠藤有栖)の相手でもある伊藤麻希(30)と対戦。激しい攻防の末に、荒井がFinally(かかと落とし)を伊藤の脳天に突き刺して、3カウントを奪った。

伊藤の世界一可愛いナックルやこけしちゃん、DDTなどで苦しめられた荒井だったが、終盤、フルネルソンバスターで伊藤をたたきつけ、伊藤の頭突きに負けずに頭突きをお返しし、さらにキックを連発。最後は完璧なFinallyを見舞った。

試合後、荒井が握手の手を差し伸べると、伊藤はいつものように中指を突き立てて応じた。だが次の瞬間、伊藤はその中指を折り曲げ、代わりに小指を立てた。荒井もこれに応じ、2人は“指切り”して健闘をたたえ合った。

荒井は試合後「今回は絶対にデビュー戦の時に伊藤さんが荒井に言った『何年かかっても伊藤麻希をつぶしにこい』って、その言葉をここでしっかりと成長を見せる形でぶつけたいと思っていたので。今日こうして伊藤さんに初めて勝ててうれしいし、やったー、終わったーっていうのも全然なくて。これからも荒井優希は伊藤麻希の背中を追い続けるんだろうなっていうのをあらためて感じました」と笑顔を見せた。

そして、指切りについては「今までは上から見られることしかなかったような気がして。そういう(同じ高さの)目線であったり指だったり、いろんなメッセージがこもってたのかなって思って。まずいつもと違った空気が荒井はとてもうれしかったので、幸せでした」と説明した。

一方の伊藤は「コメントなんてないよ。伊藤麻希はリングの上に全部置いてきたから。各自で考えろ。それが伊藤麻希のコメントだ。以上」とロックなコメントで締めくくった。