初代タイガーマスク佐山聡率いるストロングスタイルプロレス(SSPW)は28日、都内で「ストロングスタイルプロレスVol.36ーTHE 20th ANNIVERSARYー」(9月11日、東京・後楽園ホール)に向けた記者会見を開催。メインイベントのレジェンド王座戦60分一本勝負で王者船木誠勝(56=フリー)に挑戦する黒潮TOKYOジャパン(32=アップタウン)が出席した。
黒潮にとって船木は、かつてWRESTLE-1時代に指導を受けた師匠。包丁を持って1時間も追いかけ回されたり、体重を1カ月半で77キロ→97キロ→68キロと無理に増減量させられるなど、アブない思い出もあるという。以下、黒潮の主な一問一答。
-黒潮選手が怖いと話す船木選手への挑戦を決めた理由は
「やっぱり自分の今を知るには一番いい相手だし。本当に素直な気持ちを言ってしまえば勝ちたいですね。『船木さん、僕と戦ってください』って言ったら多分、戦ってくれると思うんですよ。でも俺のリングでやりたくない。船木さんの色の強いリングで戦いたい。あとは結構、負けるリスクもあるわけで。アップタウンという団体を今年4月に旗揚げしたんですけど、その負けるリスクもある中で一応(オファーを)受けたということで。この大会に出て、勝っても負けてもタイガーマスクのマスクが欲しいです、俺は」
-包丁で追いかけられたというエピソードはどういう状況だったんですか
「いや、分かりません。飲んでたら(船木が)『おぉ!』って言って『イケメン、イケメン!』って言って、『はい!』って言ったら、『おぉ!』って包丁出してきて。1時間、もうマラソンです、あれ。本当に。ただ、悪い思い出ではないんですよ、全部。思い返せば、全部が結構、面白かったんですね。ただ、当時は震えてましたけど。お世話にもなったし、大好きな人ではあるけど、怖いっていう印象しかないですね」
-船木選手のストロングスタイルと黒潮選手の今のスタイルはかなり違うと思いますが、どんな試合展開になりそうですか
「この試合がどうなるかというのは断言もできなければ想像もできないんですけどね、僕の中では。(かつて)練習を半年間、見てもらってて。最初の頃は寝技3分間のスパーリングで6~7本、20秒に1回ぐらいのペースで極められて。で、ある日(船木との)最後の練習で、それまで6本取られてたものが2本しか取られなくなった。で、この10年間、俺なりの10年を重ねてきたんですけど、この10年でその2本が埋まってる、と思います?(笑い) 分からない。船木さんだって船木さんの10年を歩んでるわけだから。それが3本に増えてるかもしれないし。まあ、この10年が何だったのか、知れる試合になるんじゃないかな」
-体重を77キロ→97キロ→68キロと増減量させられたのには、何か意味はあったんでしょうか
「実験されたんじゃ」
-SSPWのファンは黒潮選手のことを知らないファンもいると思います
「一番楽しい状況ではありますよ。やっぱりいつまでも勝負したいし、俺のこと知らないお客さんが多ければ多いほど燃えるというか。まあでも本当にいつもの俺とは変わらず、何も変える気もないし。この試合じゃなくても自分を変える気はないし、いつもの自分で船木さんに挑みたいですね」
〈対戦カード〉
▼メインイベント レジェンド王座戦60分一本勝負
(第20代王者)船木誠勝(フリー) VS 挑戦者)黒潮TOKYOジャパン(アップタウン)
※船木は2度目の防衛戦
▼タッグマッチ30分一本勝負
スーパー・タイガー(SSPW)&竹田誠志(フリー) VS 村上和成(フリー)&川村亮(フリー)
▼「テキサストルネード・ランバージャックデスマッチ」6人タッグマッチ30分一本勝負
間下隼人(SSPW)&関根“シュレック”秀樹(ボンサイ柔術)&洞口義浩(フリー) VS 大仁田厚(邪道軍)&雷神矢口(邪道軍)&リッキー・フジ(邪道軍)
▼タッグマッチ30分一本勝負
タイガーマスク(新日本プロレス)&SUGI(フリー) VS 日高郁人(ショーンキャプチャー)&阿部史典(格闘探偵団)

