今大会の最後に「猫はるな卒業記念特別試合」が行われ、鈴芽&桐生真弥with猫はるなと、辰巳リカ&原宿ぽむが対戦した。

まず猫たちがリングインすると、続いてリカ&ぽむがハイパーミサヲとともに登場。3人はかつての学生運動のようなヘルメットをかぶり、「猫ぜったいやめないで」などと書かれたプラカードを手に「全国猫はるなの卒業を阻止したい連盟(全猫連)」を名乗ると「ただちに、猫ちゃんは卒業を撤回しろ!」などとシュプレヒコールを叫んだ。

だがこのもくろみは、真弥が「猫さんはな、今日卒業するんだよ!」と3人にエルボーで殴りかかって阻止。猫の卒業&プロレス引退を惜しむファンからブーイングも起きたが、真弥が猫&鈴芽を従えて「猫さんの卒業を止めるのを、止めてしまいすいませんでした!」とファンに謝罪。通常の試合が始まった。

試合ではリカが猫の首をしめるなど反則もあったが、猫もぽむにエルボーを打ち込むなど奮闘。ミサヲが最後に猫を引き留めたが、ミサオが猫に渡した全猫連のプラカードで、猫がミサヲ、リカ、ぽむをまさかの殴打。そして真弥が12分29秒、スパインバスターでぽむを仕留めて猫組が勝利した。

試合後、真弥が「猫さん、勝ったよ! 3人で勝てて本当によかった。すごいうれしい。猫さんはお世話になったし大好きなんで見に来てくれている全員が大好きだと思うんで。これは覚えておいてくれ。私もこれから猫さんの誇り高き同期としてこのベルトをずっと守って、猫さんがもしまた東京女子に遊びにきてくれる時は腰に巻いて待っているようにするから。絶対に防衛するから」とアイアンマンヘビーメタル級王座のベルトをかかげた。

すると猫がまさかの引っかきからフォール。これはカウント2で返されたが再度、猫が引っかくと、リカ&鈴芽&ぽむも協力して真弥をフォール。3カウントで猫が生涯初タイトルとなるアイアンマン王座を手にした。

猫はその後、マイクを手にすると「やったー! ベルト獲れたよ、みんな! 7年ぐらいやってきて初めて獲れたベルト、すごいうれしいんだけどね、これ持っていると人間たちが狙ってくるし、ちょっと危ないから桐生さんに返してあげる。思い出できた」と言ってギブアップを宣言。タイトルは再度、真弥のもとへ返された。

卒業セレモニーでは、選手を代表して中島翔子から猫へ花束が、鈴芽と真弥からは記念品が贈呈された。猫は「私は運動も別に得意じゃないし、人前で話すのすごい苦手だし。それでも猫のことをやさしく見守ってくれているファンの皆さんのおかげでここまで続けられることができました。お客さんも選手もみんな優しい東京女子プロレスの中で猫はるなという存在に生まれられて良かったです。約7年間ありがとうございました」とあいさつ。卒業の10カウントゴングが鳴らされ、白井リングアナが「気まぐれKitty猫はるな!」とコールするとリングを埋めるように紙テープが投げ込まれた。猫はバックステージで「みんなのおかげでいつも楽しくプロレスができた」と感謝し、今後については「知り合いのところで働きます。前に出ることはないです」と説明した。