10月5日に神奈川・横須賀アリーナで開催されるムエタイのビッグイベント「Shimizu presents BOM OUROBOROS 2025」で、新設されたBOM OFGフェザー級(-57.15キロ)王座をかけてサイペット・ソーウィサヌポン(タイ)と戦うのが品川朝陽(23=エイワスポーツジム/WBCムエタイ世界スーパーバンタム級王者)。オープンフィンガーグローブ(OFG)で行われるONEムエタイでも2勝1敗の成績を残している朝陽が試合に向けての意気込みを語った。
-前回6月の「ONEフライデーファイツ(FF)114」では2度のダウンを奪って判定勝ちでした。振り返ってどうでしたか
「相手のペットプーパーはスーパーボン選手のジムの選手だったこともあり、結構相手も注目されているように感じていて、自分が攻められるシーンもすごく盛り上がり、自分が以前に出ていたONEのナンバーシリーズとは一味違うような雰囲気を感じられたので、すごく新鮮で楽しかったです」
-久しぶりのOFGで手応えはどうでしたか
「結構もらってしまう場面もあったので、普段のムエタイよりは足を使っていきたいと思いました。やっぱり通常のグローブの試合だと、がっちりガードを固めておけば、足を止めながらそんなに攻撃をもらっても効かされたりすることはないですけど、OFGだと足を止めてガードを固めても、もらっちゃうときは結構ガツンともらってしまうので、そういうのだけは気を付けたいと思っています」
-OFGだとさらに上のレベルの技術は必要になると思いますか
「やっぱりそうですね。前回の(吉成)士門のONEでの試合では、相手のOFGのガードとガードの隙間を狙ってパンチを当てていて、さらに拳のコントロールなどもうまかったので、自分もそういうところまでちゃんと意識しないといけないなと。通常のグローブだと、そういうところまでなかなか意識しないので、そういうOFGならではの技術は身に付けないといけないと思います」
-次の試合に向けてはどこを強化していますか
「強化ポイントとしては、いつもと変わらず自分の得意な攻撃にさらに磨きをかけて、そこプラス、技の引き出しを多くする練習をしています」
-朝陽選手は今までに10本のタイトルを獲得していますが今回はBOMのOFGの王座決定戦です
「今までにBOMでOFGの試合は何度かありましたが、OFGのベルトが新設されるのを聞いてビックリしました。前回6月の試合は久々のOFGでの試合になり、それまでに経験はありましたが、拳の当て方や、手の使い方、距離の取り方は通常のグローブとは異なり、グローブでの試合ほど慣れてはいないので、OFGのタイトルを作ってくれることで日本でのOFGの試合も増えてくると思うので、プロモーターである中川夏生会長には感謝しています」
-ベルトをとらないといけない、といったプレッシャーはないですか
「プレッシャーは特にないですね。でも、今回エイワスポーツジムの選手はみんなベルトが懸かった試合になり、そこの一発目でどう勝つかで、エイワ勢の流れも変わってくると思うので、自分がいい勝ち方をして、後ろのみんなにいいプレッシャーを与えたいと思います」
-対戦相手が変わったんですよね
「もともと決まっていたディーマックス選手が2週間前ぐらいにラジャダムナンスタジアムでのペッティンディー興行で負けてしまい、今回の相手になりました。代替出場するサイペットはラジャダムナンスタジアムでやっている選手で試合映像を見せてもらったところ、最初のディーマックスがサウスポー構えだったんですけど、サイペットはオーソドックス構えで、自分としてはどちらの構えでもそんなにやりづらさはないですけど、やっぱりオーソドックスの方が多少は気をつかわずに戦えると思うのでやりやすいかなとは思っています」
-どういう勝ち方を狙っていますか
「もちろんKOで勝ちたいですね。またONEで試合ができるように、OFGでいい戦いを見せたいと思っています。今回は3ラウンドのタイトルマッチなので、いつもみたいなゆっくりペースの戦いではダメなので、1ラウンドから圧力をかけていきたいと思います」
-エイワスポーツジム勢の中でスタイルを見ても一番OFGが似合っているような感じがします
「やっぱり自分がエイワの中でも一番パンチで行くスタイルなので、これからもそう言ってもらえるように会場を盛り上げたいと思います。僕と言ったらKOというイメージを持ってくれている方も多く、OFGでいつもみたいに派手なKOができたら、OFGイコール朝陽というイメージにもなっていくと思うので。これからもスタイルは変えずに、このスタイルのまま、さらにOFGでもいい勝ち方ができるように進化していければいいかなと思っています」
-中川会長はBOMの公式YouTubeチャンネルでBOM OFGタイトル防衛戦には強いタイ人選手をどんどん呼んできて挑戦させたいと言っています
「モチベーションが上がりますね。自分たちがアマチュアの時やプロに出始めた頃からタイのリングでトップだった選手と(吉成)名高や(奥脇)竜哉、士門は今そういうレベルの選手とやっているので、自分ももともと知っていて憧れていた選手たちにもう近い位置にいるんだよというのをアピールしたいと思うので、そういうトップ選手と試合を組んでいただけるようになったらうれしいですし、勝っていきたいと思います」
-6月の「Road to RWS」でダウサコンに勝利した吏亜夢選手が朝陽選手に対戦を表明してましたが
「今回、僕がBOMフェザー級OFGルールのタイトルをとって、僕が返上したBOMのフェザー級のタイトルに今回、吏亜夢が挑戦し、お互いに勝てば同じ階級のベルトを持つことになり、やっぱり中川会長も組んでくれると思うので、時が来たらその時は受けて立とうと思っています」
-まだ挑戦は早いという気持ちもありますか
「自分が今までとってきたタイトルに誇りもありますし、やってきた対戦相手のレベル、キャリアは吏亜夢とは違います。やりたい相手として、僕の名前を出すということは多少いけると思われているので、やって違いを見せたいなと思います。まずは次の試合ですね。今回久々に日本でOFGの試合をやらせてもらうんですけど、品川朝陽の試合にハズレなしという試合を今回もして、残りのエイワ勢につなげたいと思うので、熱い応援よろしくお願いします!」

