【リヤド(サウジアラビア)26日=藤中栄二】4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(32=大橋)が「24歳のカンムリワシ」に続く日本男子の年間4度防衛を目指す。27日に同地でWBC世界同級2位アラン・ピカソ(25=メキシコ)との防衛戦を控え、26日に前日計量に出席。400グラム少ない54・9キロでパスした挑戦者に対し、200グラム少ない55・1キロでクリア。勝てば元WBA世界ライトフライ級王者具志堅用高が79年にマークした年間防衛回数に並ぶ。32歳の井上が国内2戦、海外2戦で全勝し、タイ記録を狙う。
◇ ◇ ◇
◆79年の具志堅用高 6月26日に24歳を迎えた年。WBA世界ライトフライ級王者として1月、川崎市体育館でリゴベルト・マルカノ(ベネズエラ)と77年5月以来の再戦で7回KOし7度目防衛。小林弘、輪島功一が保持した6度という当時の日本人世界王者の最多防衛記録を更新。4月に東京・蔵前国技館でアルフォンソ・ロペスも7回KOしV8防衛。6連続KO防衛をマーク。7月に北九州市総合体育館でラファエル・ペドロサ(ともにパナマ)に15回判定勝ちし9度目、10月に蔵前国技館でチト・アベラ(フィリピン)を7回KO撃破し、2ケタの10度目防衛に成功した。

