<OZアカデミー:東京大会>◇22日◇後楽園ホール

 タレント国生さゆり(42)がプロレスで大暴れした。メーンの認定無差別級王座戦に友人の王者尾崎魔弓のセコンドとして登場。チェーンを首にかけて格闘技の聖地・後楽園のリングに足を踏み入れた。試合中はタイミングよく尾崎にチェーンを手渡すなどヒール軍の一員として活躍。挑戦者のダイナマイト・関西が流血で顔面を赤く染めるとリングに上がって容赦ない蹴りを放つ悪党ぶり。イスやチェーン、机で殴り合い、蛍光灯の破片が飛び散って火薬が爆発する中で恐れを知らない暴れっぷりだった。試合はラフ攻撃を受け続けた関西のセコンド、キューティー鈴木さんのアシストで挑戦者の勝利。王座交代劇を目の当たりにした国生は最後まで関西をにらみつけ、悔しさに目をつり上げていた。