21日に東京・後楽園ホールで行われたボクシングの日本ミニマム級王座決定戦でKO負けした辻昌建選手(30=帝拳ジム)が、急性硬膜下血腫と診断され開頭手術を受けた後、24日に入院先の病院で死去した。日本ボクシングコミッションが発表した。

 辻選手は21日の試合後、東京都港区の病院へ搬送されて緊急手術を受けたが、意識不明の状態が続いていた。

 辻選手は広島県出身。02年10月にプロデビューし、戦績は16戦12勝(3KO)2敗2分で日本ミニマム級1位だった。