WBA世界バンタム級世界王者の亀田興毅(25=亀田)が31日、4月4日開催の防衛戦(横浜アリーナ)で起用するラウンドガールを発表した。元アイドルで女優の国生さゆり(45)とBerryz工房の副キャプテン「ももち」こと嗣永桃子(20)が務める。

 国生が、ボクシングのリングでラウンドガールを務めるのは初めて。興毅は、国生が2月に結婚したコンサルタント会社社長の甲田英司氏と親交があり、国生自身も亀田祭りなどの試合会場で応援してきたことから、亀田側のオファーを快諾した。嗣永とは、テレビ番組で2度共演した縁で参戦が決まった。

 この日、国生とともに都内の亀田ジムで会見した興毅は「引き受けていただいてありがたい。国生さんは元祖アイドルやし、新旧のアイドルで豪華な興行になる」と感謝。「私は新旧のどっち?」という国生の鋭いカウンターにややたじろぎながら「いやあ、国生さんはまだまだ“新”の方でしょう」とかわした。国生は「私がランドガールって…と戸惑いましたが、むしろ周りの方がノリノリで。でも、中途半端な意気込みでリングに上がってはいけない。背筋がピンッと伸びる感じです」と気合を入れた。夫の甲田氏も「OK!行っておいで」と喜んでいるという。

 ラウンドガールといえば、露出度の高いコスチュームが定番だが「いつ、どこで、何があってもいいようにしてますので」と余裕の笑みを浮かべた国生。注目のデザインについて興毅は「当日のお楽しみということで」と期待した。また、元WBA世界フライ級王者の弟大毅(23)が出場する54キロ契約ノンタイトル戦では、妹の姫月(12)がラウンドガールを務める。