WBA世界ミニマム級王者の宮崎亮(24=井岡)が26日、大阪市内の所属ジムで会見し、9月11日に大阪ボディメーカーコロシアムで同級暫定王者ヘスス・シルベストレ(23=メキシコ)と王座統一戦を行うと発表した。

 当初は減量苦もあり、5月8日の初防衛戦後に1階級上げるプランを描いていた。だが、同級1位でもあるシルベストレと戦って真の王者を証明したい気持ちが芽生え、陣営にマッチメークを依頼。晴れて希望がかなった宮崎は「1位に勝つというのは(同僚の井岡)一翔も(ミニマム級時代に)クリアした壁。自分も勝って認めてもらいたい気持ちが強かった」と、心中を告白。今回も井岡とのダブル世界戦になり、先に宮崎が試合に臨む。「しっかり勝って、いいバトンを一翔に渡したい」と話した。