ハッスルエンターテインメントが18日、都内で会見を開き、インリン様として活躍してきたタレントのインリン・オブ・ジョイトイ(32)の活動休止を発表した。来月24日の「ハッスル・エイド2008」(有明コロシアム)でのボノちゃん戦を最後に、タレント活動に専念。露出度の高い衣装で開脚する「M字ビターン」も見納めとなる。

 インリン様ではなく、1人の女性タレントとして会見に姿を見せたインリンは「来月24日をもってハッスルをお休みさせていただくことになりました。3年半も頑張ったインリン様には『お疲れさま』と言いたいです」と笑顔で話した。今後については「ハッスルで学んだ表現力を生かして、1人のタレントとして新たなステージへ向かっていきます」。今月上旬に他のプロレス団体の男性との交際を認めたが「(その件とは)関係ありません。(相手は)自分の意志を尊重してくれる方なので」とはぐらかした。

 インリン本人は「引退」という言葉を使わなかったが、同席したハッスルエンターテインメント山口日昇社長は「今のところ復活や別キャラでの登場予定もないです」と事実上の引退を宣言。花道となる来月24日の有明大会は「盛大に送り出したい」。女王様の新たな門出を祝うつもりだ。