元WBA世界スーパーウエルター級暫定王者の石田順裕(37)が、F1で有名なモナコ・モンテカルロで世界挑戦することが1日、分かった。3月30日にWBA世界ミドル級王者ゴロフキンとの対戦が内定して「モナコでベルトを奪って帰ってくる」と意気込んだ。

 石田は、昨年5月にJBCに引退届を提出してフリーでWBOミドル級王者ピログに挑戦し敗北。その後は日本のリングに上がれない「ピットイン」状態だった。国内復帰に向けて、今春にも予定されるWBO認可を待っていたが、ひと足先に世界戦切符が届いた。

 ゴロフキンは昨年5月にウクライナで淵上誠(29=八王子中屋)を3回TKOで下すなど防衛6度、25勝(22KO)の全勝王者だ。