総合格闘家を目指し、佐山サトル(55)に弟子入りした大鵬の孫、納谷幸男(18)が22日、リアルジャパンの後楽園大会で初仕事を行った。納谷は、18日に佐山が主宰する掣圏真陰流興義館に入門。この日は、プロレス興行で、午後1時前に東京・後楽園ホール入り。荷物の運搬や、コンビニへ氷などの買い出し。さらに、選手入場口の警備や、試合でのセコンドとめまぐるしく動き回った。リングサイドでは、父で元関脇貴闘力の鎌苅忠茂氏(45)が熱視線を送っていた。納谷は「わからないことだらけだけど、できない体験をさせてもらった。選手の試合を見て参考になるところは自分の中に1つでも取り込んでいけるようにしたい」と真剣な表情で話した。