内藤が新兵器「具志堅ボディー」習得※画像クリックで拡大表示

 WBC世界フライ級王者内藤大助(33=宮田)が必殺の「具志堅ボディー」で勝利を狙う。前王者ポンサクレック・ウォンジョンカム戦(3月8日、両国国技館)を前に24日、都内の宮田ジムでスパーリングを公開。元WBA世界ライトフライ級王者具志堅用高氏から伝授された右ボディーを何度も決めた。

 効果は抜群だった。パートナーと接近した瞬間、急所のレバー(肝臓)に直角の角度でたたき込む。内藤の野木トレーナーの所属は白井・具志堅ジム。出げいこで訪れた時にアドバイスを受けた。「スピード、タイミングもつかんだようだし(右ボディーが)決まれば勝つ」と具志堅氏。ポンサクレックとは4度目の対戦だけに、心強い武器になる。

 王座奪取となった昨年7月のポンサクレック戦前に、左足肉離れを起こした。同10月の亀田大毅戦前には古傷の右目上を切る不運に見舞われた。今回はアクシデントとは無縁で、世界王座を13度防衛した具志堅氏のボディーまでも手の内に入れた。「リベンジを狙う相手より覚悟は強い。負けるつもりは、これっぽっちもない」。王者らしく、自信にあふれていた。[2008年2月25日8時38分

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