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大相撲

夏の絵日記2017

8月19日 大栄翔「自分にダブらせ」

大栄翔

 16日に行われた青森県板柳町での巡業。ホテルから会場に向かう途中で、大栄翔関の目に留まったのがリンゴの木でした。その風景を描いてくれました。

 同町には「りんごまるかじり条例」があり、その文字が書かれた看板もあります。これは、丸かじりできるくらい安全なリンゴを届けようという思いなんです。ただ、ユニークな名前の条例だけに「丸かじりしないといけないのかなぁ。自分はカットタイプ派なんですが」と頭をかきました。

 「リンゴも好きですが、一番好きなのは梨なんです…」と再び頭をかいた大栄翔関。では、なぜこの風景を絵日記にしたためたのか。「小さいリンゴがいっぱい、木についていました。こんな小さなリンゴが、あんなにも大きくなるんだな、と。自分も同じように成長したい」。懸命に実を太らせようとする果実の姿に、自分をダブらせていたのでした。




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