東農大相撲部4年で昨年12月の全日本選手権ベスト8、小柳亮太(22)が27日、東京都世田谷区の東農大で記者会見し、大相撲の時津風部屋への入門を表明した。春場所(3月13日初日・エディオンアリーナ大阪)で初土俵を踏む予定。

 昨年導入された三段目最下位格付け出しの資格を持つ。新潟県出身の小柳は184センチ、162キロで突き、押しが得意。会見で「関取を目指し、将来は先々代の時津風親方で豊山関のように大関までいきたい」と同郷で大学の大先輩、内田勝男氏を目標に掲げた。

 小柳は石川・金沢学院東高から進んだ東農大時代に個人タイトルを5つ獲得。大学の先輩、時津風親方(元幕内時津海)は「馬力があるので、四股などの基本をしっかりやれば生きてくる」と成長を期待した。