大相撲秋場所(11日初日、東京・両国国技館)の新弟子検査が2日、館内の相撲診療所で行われ、受検した6人全員が体格基準をパス。合格者は内臓検査を経て初日に発表される。

 近大を中退した3人も体格基準をクリアした。上原昌(19=武蔵川)は180センチ、151キロで「憧れは師匠(元横綱武蔵丸の武蔵川親方)です」ときっぱり。

 小笠原隆聖(20=伊勢ケ浜)は180センチ、134キロで、青森・三本木農高時代に全国選抜大会で3位に入った実績を持つ。「伊勢ケ浜部屋は関取衆も多いので、稽古を豊富に積める。まずはなじんでいきたい」と話した。

 168センチ、91キロと小柄な庵原一成(20=伊勢ケ浜)は「目標は日馬富士関です」と大きな夢を語った。