平幕宇良(25=木瀬)が大関高安の壁に跳ね返された。捕まらないよう、当たっては下がる“ヒット&アウェー”を繰り返した。1度は土俵際まで下がって、助走をつけてのぶちかましも試みたが、最後は首投げで敗れた。

 取組後は数分たっても息が上がったまま。「いや~強かった。強かったですね。あんだけ(動きを)見られたら、僕より強い相手に、大関に」と声を絞り出していた。