十両は3人のともえ戦による優勝決定戦の末、日大出身の大奄美(鹿児島県出身、追手風部屋)が豊山(新潟県出身、時津風部屋)、朝乃山(富山県出身、高砂部屋)を続けて破り、11勝4敗で初優勝した。

 序二段は金沢学院大出身で小兵の炎鵬(石川県出身、宮城野部屋)が元幕内舛乃山(千葉県出身、千賀ノ浦部屋)を倒し、7戦全勝で先場所の序ノ口に続いて優勝した。

 幕下は昨年のアマチュア横綱で中大出身の矢後(北海道出身、尾車部屋)、三段目は福轟力(福島県出身、荒汐部屋)、序ノ口は日体大出身の友風(神奈川県出身、尾車部屋)がそれぞれ13日目に7戦全勝で制している。