大関高安(27=田子ノ浦)が13日目の24日に「右内転筋筋損傷で3週間程度の加療を要する」との診断書を提出して休場した。

 12日目の北勝富士戦で負傷した。秋場所で肉離れを起こした箇所で「歩くことはできるが、相撲を取るのは厳しい」と高安からの申し出があったという師匠の田子ノ浦親方(元前頭隆の鶴)は「ここでけがが長引いて悪化したらいけないと判断した」と説明した。高安の休場は3度目。既に初めてのかど番は脱出していた。先場所の3横綱2大関に続き、今場所は3横綱1大関が休場となった。