大相撲の横綱日馬富士が暴行問題を受け、引退を表明したことに29日、スポーツ庁の鈴木大地長官がコメントを発表した。

 「今回、大相撲の巡業中に暴行事件が発生し、その責任を取る形で横綱が引退する事態になったことは、残念でなりません。日本相撲協会においては、これまでも暴力問題が生じ、再発防止策を講じてきた中で、それでもこのような問題が生じている事実を重く受け止め、いま一度、暴力は許されないことであることを認識するとともに、これまでの取り組みを改めて検証しつつ、このような事態が生じることのないよう継続的な指導を徹底していただきたいと思います」。