新小結遠藤(27=追手風)が7日目の19日、「右上腕二頭筋遠位部断裂にて約3週間の加療を要する見込み」との診断書を提出して休場した。6日目の御嶽海戦で負傷した。師匠の追手風親方(元前頭大翔山)は「肘に近いところの断裂。どこで(どの場面で)切れたかは分からない」と説明した。

 7日目を終えて3勝4敗で、このまま休場が続けば三役陥落が確実。しかし同親方は「2、3日は様子を見るつもり。週明けの月曜日あたりが出るか出ないかの判断のめど。痛みを我慢できるか」と再出場の可能性を示唆した。一方で「手術するなら早めにしないといけない。完全に断裂している」とも話した。手術となれば数場所連続休場の可能性も出てくるだけに、慎重な判断が必要となる。今場所の十両以上の休場者は横綱稀勢の里、大関高安に続き3人目となった。