名古屋場所(8日初日、ドルフィンズアリーナ)に向け、愛知・春日井市の春日野部屋で稽古に励む平幕の栃煌山(31)が6日、故郷・高知県安芸市の豪雨に驚きを隠せなかった。「今朝目が覚めてテレビを見たら、いきなり“安芸川氾濫”をやっていて“え?”と思いましたよ」。

 栃煌山によると、台風などの直撃をよく受ける高知の中でも、安芸市は被害が少なく「水害が起きるのは、どちらかと言えば高知市内とかが多い」という。ただ、今も安芸市に実家はあるものの、家族は南国市近郊にある母方の家で暮らしているため、さして心配はしていない様子。「それでも、安芸には今も友だちや知り合いがいますから」と故郷の状況を案じていた。