3大関は明暗分かれる初日となった。

豪栄道は北勝富士を押し出しで下した。激しい突き押しの攻防に「はたかないようにだけを気をつけた」。高安は妙義龍を寄り切っての白星。落ち着いた取り口を「ま、前に出られましたから。(立ち合いは)微妙じゃないかな。明日から(白星を)しっかりつなげていきたい」と振り返った。一方、栃ノ心は昨年九州場所以来の黒星発進。玉鷲にいいところなく押し出された。「当たれなかったね」と3度繰り返し、首をかしげていた。