大相撲の冬巡業が4日、福岡・久留米市で行われ、大関栃ノ心(31=春日野)が、天敵対策に乗り出す考えを明かした。

この日は十両相手に胸を出して受ける稽古を22番こなし、前日3日の12番よりもペースアップ。「数日後には相撲も取るよ」と、今週中にも三番稽古を始める予定だ。その相手には「(前頭)正代とやりたいね」と予告した。正代には現在、1度の不戦敗を含めれば4連敗中で通算も5勝7敗。「巡業は稽古できるチャンス。勝たないと」と、苦手意識克服を目指している。