東十両5枚目豊山(25=時津風)が同2枚目貴源治との全勝対決に敗れた。押し相撲の男が右を差され、四つ相撲の体勢となり、左足で外掛けにいったところを掛け投げで返された。

「(四つに)なっちゃて“どうしようか”と考えて、そこからの流れは悪くなかったけど、もうちょっと寄りたかったな」。

西前頭16枚目だった春場所は3勝1敗で迎えた5日目に敗れ、そこから11連敗。幕内から陥落した。この日も5日目。切り替えが大事か、と問われて「完全にそこです。明日が一番大事。先場所も体調はよかったのに、ズルズル行ってしまったんで」。前向きでいることを心掛けていた。