いまだ白星のない栃ノ心について、師匠の春日野親方(元関脇栃乃和歌)が「(出場は)いろいろ考えないといけないこともある」と休場の可能性を示唆した。栃ノ心は朝乃山に寄り切られて完敗。大関の初日から5連敗(不戦敗を除く)は、08年初場所で7連敗した千代大海以来11年ぶりとなった。場所前に左肩痛を発症し、古傷の膝にも不安を抱える。師匠は「やる気はあるけど内容が…。(栃ノ心は)泣きたい気分だろうな。出るからには頑張らないといけない」と、苦しむ弟子の心境を察した。