千代ノ皇(ちよのおう、28=九重)が7戦全勝。

前に出て■林を寄り切った。初土俵から初めての優勝。「部屋の関取衆は全員優勝してるし、けっこうネタにされていたんで」と喜んだ。幕内経験者が腰などの古傷に加え、首の一部を骨折、今年初場所で13年夏場所から守ってきた関取の座を手放した。「今の状態なら来場所も頑張れそう」と十両復帰に照準を定めた。

◆西41枚目 本名・基王代仁。鹿児島県与論町生まれ。10年春場所初土俵。179センチ、146キロ。右四つ、寄り。

※■は雨カンムリに鶴