関脇御嶽海(26=出羽海)が7場所ぶり2度目の賜杯を手にした。 本割で小結遠藤(26=追手風)を寄り切って12勝3敗とし、相星となった関脇貴景勝(23=千賀ノ浦)を優勝決定戦で寄り切った。殊勲賞も受賞した。

優勝インタビューは以下の通り。

-2度目の賜杯だった

御嶽海 ありがとうございます。(大歓声に360度、両手を振って応える)

-今の気分は

御嶽海 最高です。

-前回の優勝と今回との違いは

御嶽海 重かったです。去年の名古屋場所はまぐれで優勝できた。今回はしっかり目標に向かってやってきたことが実って良かった。

-優勝するには決定戦しかなかった。どんな気持ちで臨んだか

御嶽海 いろんな人の顔が浮かんだ。朝起きてみんなが優勝の準備をしていたので優勝するしかないという思いにさせられた。

-本割では分が良くない遠藤戦

御嶽海 何が何でも勝つと。前に出ようと思った。。

-優勝決定戦の貴景勝に今場所負けていた

御嶽海 足がすくんでいたので大丈夫かなと思っていたけど、皆さんの拍手を聞いて優勝するぞ、という気持ちになった。

-横綱が休場した

御嶽海 関脇で盛り上げていこうという気持ちでやっていた。

-優勝を意識したのはいつ?

御嶽海 優勝決定戦からです。

-目標を10勝にしていたが上回る12勝

御嶽海 やればできるんだなと思いました。

-(大関取りへ)起点となる場所になった

御嶽海 そろそろ皆さんの期待に応えられるよう、11月場所で決めたい。