西前頭2枚目御嶽海(27=出羽海)が正代に敗れ、負け越した。立ち合いから押し込まれ、土俵際で粘ったものの最後は押し出された。「最強だったッス。優勝を争う力士は違う。勢いありましたね」。

7勝4敗から終盤の4連敗。17場所守り続けた三役から陥落した場所で新十両の15年名古屋場所後、関取として初となる2場所連続負け越しとなった。

「そうですね。そういう時もあるでしょう。遅かれ早かれ、こういうことはあってもおかしくなかった。気持ちを切り替えて、これを乗り越えていかないとダメです」。大関候補筆頭と呼ばれ続けた若手のリーダーが、不振脱出を誓った。