昨年の初場所限りで現役を引退した元関脇豪風の引退、年寄押尾川(40)襲名披露大相撲が1日、東京・両国国技館で行われた。

初場所を休場した両横綱は花相撲で割に入り、相撲を取った。右かかとの蜂窩(ほうか)織炎を治療中の白鵬は「まだ右足が使えない。傷口がふさぎきっていない」と、苦い表情を浮かべた。鶴竜は場所前、白血球の数値が通常の3300~9000から1万2000に跳ね上がり、体調を崩していたことを明かした。「(医者に)『入院レベルですよ』と言われていた。体のシンに力が入らなかった」。ともに再起を目指す春場所(3月8日初日、エディオンアリーナ大阪)。白鵬は「しっかり稽古をしなければ」と意気込んだ。