日本相撲協会は13日、東京・両国国技館で臨時理事会を開き、例年は11月の九州場所後に実施される冬巡業を、新型コロナウイルス感染拡大の影響で取りやめることを決めた。協会は書面にて「九州地域における広範囲の移動および長期滞在によるさまざまなリスク、直前中止の場合の勧進元様への影響などを鑑み、『冬巡業は中止』とさせていただくことになりました」とコメントした。

春巡業、秋巡業は中止、夏巡業は東京五輪が予定されていたため計画されておらず、今年は巡業が行われないことになった。

1年を通して巡業が実施されないのは、八百長問題が起きた11年以来となる。