新大関の朝乃山(26=高砂)が、西前頭筆頭の豊山(26=時津風)を下して初日から3連勝した。

立ち合いは左上手を取れず、豊山におっつけられて右も差せなかった。一瞬引かれたが我慢。体勢を立て直しながら強引に右を差すと、体を寄せて丁寧に寄り切った。

大関とりを懸けた春場所は、豊山に豪快なすくい投げで転がされた。「先場所負けてますし、自分から圧力をかけたかった。引いた所はダメだったけど構わずに前に出られたのはよかった」と手応え。右を差してからの流れについては「後はかいなを返してじっくり。焦った所があったのが修正点」と収穫と課題を挙げた。

新型コロナウイルスの影響で春場所以来、4カ月ぶりとなった本場所。自粛期間などもあり、満足する稽古ができなかったはずだが、ここまで危なげない相撲内容で白星を積み重ねている。「自分から攻めることを心がけているのがいい方向にいっている」と話した。